カンキセン

星屑ロンリネス

騙される

しどろもどろのことがよくわからない。
はなればなれ、とか、とぎれとぎれ、とか、離れる、途切れる、が2こずつ繋がってる、というのでよくわかる構成である。で、しどろもどろ、なんとなく音だけ聞いて、その仲間かな〜なんてうっかり思ったら全然ちがうじゃん。しどろってなに、もどろってなに。我々はしどろもどろに騙されてはいけないのであります。


花粉で目がかゆくてしにそうだったので、薬局で目薬を買いました。コンタクトしたままで点眼できる、アレルギーのための目薬。去年は薬局に置いてなかった気がする。コンタクトつけたままだと点眼できないやつしか置いてなかった気がする。それを買って、不便だナーと思った気がする。
今年は便利。点眼しまくってたら、すでに効かなくなってきた気がするけど気のせいと思う。


缶ビールとホタルイカを買ってきて晩酌しました。残り物の大根の塩昆布漬けとひじきも食べました。春です。


本が面白すぎて今日の行き帰りの電車と帰ってきてからの時間で読んでしまったのです。もったいない。

森博嗣の本はなぜか「少し変わった子あります」というやつを最初に読んで、それから犀川先生のシリーズが有名ということを教えてもらって読んだので、この人こんなのも書くのかーと思ったんだけど、この短編集を読んだら、また、この人こんなのも書くのかーと思いました。なんか全然ちがう人が書いたみたい。文章のかたちとかは、まあ同じ人が書いてると知ってるから同じ人が書いてるんですね、と思うけど、話の空気が全然ちがうのね、驚いた。作家の脳みそっていくつあるんだろう、牛の胃袋みたいな感じでいくつもあるのかもしれない、などと思いました。
「虚空の黙祷者」と「悩める刑事」がおもしろかったので3回くらい読んでしまいました。わたしは騙されるのが好きみたいです。